11月9日(金)。この日は午前中クラスミーティング、午後より”地元企業を学ぶ”のテーマでチョーヤフーズ株式会社から、梅の起源と効用などの講義を受けました。


 チョーヤ梅酒は羽曳野市駒ヶ谷に本社があり、全国規模での事業展開と中国には関連会社を有するグローバル企業です。その企業理念は文化の継承、産農一体、環境の取り組み等を掲げています。

 

 この日はチョーヤフーズ(株)より牧 係長様を講師としておいでいただき梅酒の歴史、文化、効能、その他梅酒のトリビアを学びました。

普通に楽しんでいる梅酒ですが、その奥深さを知ると喉ごしもまた違ってまいります。


チョーヤフーズ(株)牧 様です

語り口も流暢です

講座開始前にチョーヤフーズ(株)様より約2000円相当のおみやげです

突然のサプライズに皆さんビックリと大喜び

こんな会社でしたらいつでも大歓迎です



講師から梅酒についての質問です

☆梅酒に砂糖とアルコールを使うのはなーんでか?

 それは浸透圧の違いにより梅の成分を抽出する

 (正解よくご存じです)

☆梅の原産地はどこ?

 それは中国です(またまた正解)

☆弥生時代の遺跡からも梅の種が見つかっています

☆アルコール度数はなんぼでしょう?

 (みなさん解からない)

☆アルコールは35度以上を使用します

☆梅酒まがいも出回っています 梅果汁に甘みと香      料を加えたもの


講師は尾形光琳の屏風図を示し

屏風の説明です

講師が手にしているのが

尾形光琳の紅白梅屏風図です

屏風図に見る梅物語り

・中央の黒色は水の流れ

 両脇には白梅と紅梅

 その当時の花見は梅花だそうで                        す 

・しかも夜に花見をしたらしい

 不思議だ    



梅酒の疑問解明タイム

・古古梅酒が流し台の奥から出てきましたがどんな                           もんでしょうか?

☆まず香りを嗅ぐ→含んで味をみる→変質しておれ       ば料理の調味料に利用する

・完熟した落下梅と枝付き梅はどちらが梅酒に適し     ている?

☆落下梅は虫がつき易いので枝付き梅を使うとよい

・使用するアルコール度はどの程度がよい?

☆40度以上のアルコールであればなんでもよい

 低いと腐る

☆梅の実は1年たったら取り除く 灰汁で濁る

・梅干しでピロリ菌を退治できる?

                          ☆不明です

                          ・南高梅は最高ですか?その差はなに?

                          ☆酸度を測定して使用している 南高梅は酸度が低

                           い(良い悪ではない)

                          ☆保存は冷所で保存 常温では劣化が早い                                      


いよいよ佳境 今日のメインエベント?ビンゴゲームです

 思いがけない展開です。講義の最終はビンゴゲームです。景品が16品目もあり中はチョーヤフーズの製品です。当たる確率は4割以上。皆さん講義と同じくらい真剣でした。

ビンゴの始まりです 後ろの紙袋が景品

真剣かつ楽しそうな表情です



ビンゴ当選者の皆さんです


午後の講義も終了し、地元企業のチョーヤフーズもよく理解できました。                      梅の実がもたらす大地の恵み。感謝せずにはおられません。       グラスに満てる梅酒、今夜は何をささやくでしょう。